神社プラス1

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8月 05 2013

メールマガジン 第4号

祐徳稲荷神社

月イチ配信 神社プラス1 メールマガジン第4号をお届けします。

こんにちは 神社プラス1の和田裕美です。

神社プラス1では
月に一回、とっても読み応えのある
神社関係の記事を御送りしております
各方面で、実際に活躍するプロの編集者、ライターが
思いを込めて書いた記事です

どうか、多くの方に
お伝えくださいませ

さて、今回のライターは
神社プラス1の若手NO1 杜出版の青木
社長です!!

出版社勤務時代に
120社以上の神社広報を担当した経験を持つ
業界のスペシャリストです
神社界初のフリーペーパー『Mind』(神田神社)を発行する会社の
社長さんです。

神社プラス1で使用する
ちらしなどは
すべて青木さんが作成してくださっています

どうぞよろしくお願いします。

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神社プラス1
青木康

「神社」と「パワースポット」は別のもの?

過日、佐賀県神社庁で講演させていただいた時のことです。
神職の方から現在のパワースポットブームに対して、神社へのメリットがほとんどなく、むしろ負担が多くなっているというお話をいただきました。
佐賀県内は、佐賀神社や祐徳稲荷神社といった二つの大社以外は町の鎮守様の場合が多く、親子のみで社務を行っている神社がほとんどです。お宮自体は大きくないところが多いですが、手つかずの自然に溢れ樹齢数千年を超える神木などもあります。そのためパワースポットブームによって、交通が不便な神社にも人が訪れるようになりました。
しかしこの状況が必ずしも神社にとって喜ばしい状況ではないというのです。実は、神社界(神社の神職業界)ではパワースポットブームに対して否定的な人が多くいらっしゃいます。
最近では、雑誌などで神社の特集が多く組まれ、参拝作法などをかなり「きっちり」される方も多くなってきました。一方で、拝殿前を素通りし、一直線にパワースポットを目指し、お願い事を祈り、ほっとして神社をあとにする…。神社にある御神木や泉、石などのパワースポットのみに関心を示し、神社に対しては敬意を表さない方もいらっしゃいます。佐賀県の神社でも参拝することなく、パワースポットの木や石を削って持って帰ったりする人が続出しているそうです。

なぜ社殿などの建築物があるのか、なぜ神職があるのか。そこに想いを巡らせずに、パワースポットを目指しても意味がありません。
神社とは何か?
いろいろな解釈の仕方がありますが、簡単に言ってしまえば「神様のお家」です。そして神職は神様が穏やかにお過ごしになれるよう、お世話をする方々です。神職の方は日々お食事をお供えし、節目節目にお祭りを行い神様に捧げます。
日本の神様は外国のカミと異なり、お食事もされるし、音楽や舞も楽しみます。人々の願いをお聞きになってくださる一方、怒ることもあります。非常に「人間くさい」存在です。それは外国の神が絶対神であるのに対し、日本の神々が人格を持った「生きている」存在だからでもあります。

「見ず知らずの人にお願いごとをしたら叶えてくれた」通常の人間関係ではこのようなことはありえないことでしょう。神様と人間の関係も同じことです。
パワースポットは力を宿した単なる「場所」や「物」ではありません。古くから日本人はそこに神様の存在を感じ取り、敬い畏れてきました。
そのため古代より日本人は、神様のために社殿を築き、祭事を行い神々に対して尊崇の念を示してきました。そして、非常に謙虚な姿勢で、お願い事をしてきました。

現在のパワースポットブームはそのようなことを無視して、その場に行けばパワーがもらえる、と考える人が非常に多く感じられます。もちろん何かしらの力はもらえるかもしれません。しかし、その前に謙虚な気持ちで、日頃の感謝の念を示し、礼を尽くすことが大事なことです。
神様のお家にお邪魔するわけですから、鳥居の前でお辞儀をして、手水で清め、拝殿で静かな心で拝礼をする。その際には「これからお邪魔します」というお許しを請うことも大切なことです。その後にパワースポットに向かうのが良いでしょう。

さて最後に参拝の仕方について。一般的に二礼二拍手一礼ですが、お願いごとはいつすると良いのかご存知ですか?一般的に、「お賽銭→鈴→二礼→二拍手→手を合わせたままお祈り→一礼」と思われています。雑誌などにもこのように書かれていることが多いと思います。
「これが正しい」というのは必ずしもないのですが、二礼二拍手一礼はあくまで神様に対する敬意を表す所作であって、祈りのためのものではありません。社頭参拝を正式参拝の簡略版と考えれば、お賽銭を額の前に掲げ、祈りを捧げてから、拝礼するのが良いそうです。そのため、「お賽銭を掲げ、お祈り→お賽銭を入れる→鈴→二礼二拍手一礼」となります。神社にお参りする際にはぜひこのように拝礼すると良いでしょう。

杜出版株式会社
代表取締役
青木康

【メッセンジャーのプロフィール】
学習院大学政治学科卒。平成16年、(株)近代出版社に入社。企画制作室長、編集長
を歴任し、120社以上の神社広報を担当。神社界初のフリーペーパー『Mind』(神田
明神)などを手掛ける。平成24年、神社広報専門出版社・杜出版(株)を設立、現在
に至る。

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●イベント情報

『日鷲神社(福島県南相馬市小高区)夏の縁日』
~忘れない、ふるさとの風景、ふるさとの絆~

福島県南相馬市小高区は、いわゆる原発から20km圏内に位置し、
震災から2年以上経ったいまでも住民の全員が避難生活を送っています。
そんな小高区女場地区にある、日鷲神社は、来年に鎮座650年を迎える
歴史をもち、「村の神社=村社」として地域の人々の信仰をあつめ、
守られてきました。

しかし、あの震災以降、鎮座以来の存続の危機が生まれています。
原発事故により、神社はおろか集落の存続がむずかしくなってしまったのです。
このような状況からの復興において、村の神社にもできることがあります。
それは、家を失くした人々の心の拠り所として存在し続けること、
皆が集まる場所と機会をつくりだすことだと思います。

日時:2013 年 8 月 11 日(日) 場所:福島県南相馬市 日鷲神社
メインプログラム(会場:日鷲神社祈祷殿ステージ)

10:30~12:00
1. おおたか静流のでんでらりゅーば
出演:おおたか静流
NHK 教育「にほんごであそぼ」で、子どももたちにはお馴染の、うたとパフォーマンス。 (おもに親子向け)

12:00~13:30
2. トークショー「なぜ、神社はそこにあるのか」
出演:和田裕美(作家)、高世仁(ジャーナリスト)、都司嘉宣(地震学者)、西山宮司

13:30~15:00
3. 孫への手紙、孫からの手紙
出演:地域の人たち、山地美沙子(ラジオ福島アナウンサー)

15:00~17:30
4. 音楽奉納
出演:土井明美(ジャズミュージシャン)、三上敏視(神楽太鼓ミュージシャン)、おおたか静流

18:30~ラスト
6.キャンドル点灯 ― 鎮魂の祈り
出演:南相馬市在住のキャンドル制作者、西山宮司

(プログラム内容は変更になる可能性がございます)

※参加方法は追ってお知らせします。

●イベント情報 その2

日時:2013 年 11 月 9 日(土)
神田神社(神田明神)でイベントを行います。
詳細が決まりましたらご案内します

【お知らせ】
神社プラス1では
ボランティアスタッフを募集しています。
連絡先 神社プラス1事務局 メールアドレス: info@jinja1.com

それでは神社プラス1を今後ともよろしくお願いします。

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[神社プラス1メンバー]

代表 和田裕美
和田裕美
9年目の「わくわく伝染ツアー」
人はわくわくするとぜったいに動けます。
不安なく前に進めるために
必要なステップをお伝えします。
とにかく、参加してみてください、
わくわくしたい人が1400人集合します。
http://www.perie-net.co.jp/2013/wakuwaku/

竹森良一
日本の心を伝える情報誌「WAGO(和合)」絶賛発売中
http://www.wago-mag.jp/

中村真
日本全国の神社検索アプリ「THE 神社」アンドロイド版限定無料リリース
クレジット:ImaJin Inc
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.imajin.thejinja&feature=search_result#?t=W251bGwsMSwyLDEsImpwLmNvLmltYWppbi50aGVqaW5qYSJd

青木康
8月3日、編集担当した別冊宝島『靖国神社のすべて』が発売になりました

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