神社プラス1

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11月 10 2015

神社プラス1 メールマガジン第31号

収穫祭

月イチ配信 神社プラス1 メールマガジン第31号をお届けします。

こんにちは 神社プラス1の和田裕美です。

私は神社が好きな人は
日本を大切にしたい人だと
思っているのですが
(それは必ずしも断定できないことだけど)
少なからずとも、私はそういう人間です。

だから、どんどん変化していくこの世の中で、
日本を「残す」にはどうしたらいいのかと
自分にできることを考えたりしています。

もちろん
個人のできることなど、たかがしれています。
いつだって巨大なものに飲み込まれます。

けれど、一人一人が
日本伝統文化に勤しんだり
日本で生まれた商品を
(それが高くても)
あえて自分で選んで買うことなら
できるのだと思っています。

何をするのか
何を買うのかを自分で選ぶのも
ある種の「選挙」のようなもので
【なにを応援したいか】という意思表示になるのです。

そして、ちいさな一人一人で
自分の「選択」を変えていくことで
大きな流れを変えることだって
できるのだと思います。

今回のメルマガライターは
若くして出版会社の社長をやっている
青木さんです。

神社の本のライターまでされていて
私なんかは想像もつかないくらいの
知識とご縁をお持ちです。

今回青木さんのメルマガこそが
お祭りの意義を正しく唱え
「日本を大事にする」ということを
テーマにされています。

やはり
一人一人の選択で決まるのですね

では青木さんにバトンタッチします

和田裕美

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神社プラス1 青木 康

ハロウィンのお祭り騒ぎ

今年もハロウィンが盛り上がりましたね。
私の会社は渋谷区にあるのですが、原宿や渋谷あたりはすごい賑わいでした。
外来文化を柔軟に取り入れ、アレンジするのは日本独特の文化ですよね。
仏教や洋食、古くは漢字などもすべて外来文化でしたが、現在ではどれも日本独自のものに発展しています。

日本でハロウィンといえば、コスプレイベントとなっていますが、古くはヨーロッパに分布したケルト人の収穫祭です。1年のはじまりが11月1日だったケルトでは、1年の終わりの10月31日に収穫を祝う祭が行われ、またこの日は霊界との門が開く日と考えられました。
その後、ハロウィンはキリスト教文化に飲み込まれ、古代の因習は相対化され、徐々に宗教的行事からイベント的な色彩が濃くなりました。

ハロウィンの歴史を紐解くと、日本のお盆とよく似ていることがわかります。
お盆の期間も霊界との行き来が自由になり、故人が家に帰ってくる行事です。
もっとも、死者を恐いと感じるか、なつかしい人と出会える機会と感じるかで、ハロウィンとお盆は真逆ですが…。

日本版ハロウィンもこれからどのように発展して行くのか楽しみですが、ハロウィンでのマナーの悪さは年々問題化してきました。

まさに「お祭り騒ぎ」ですが、本来の「お祭り騒ぎ」は別のものです。
神社のお祭りに参加されたことがある方はご存知だと思いますが、お祭りは、感情を爆発させるシーンがある一方、厳粛な祭事があります。
存分にお祭りを楽しむと同時に、威儀を正して神様に感謝をお伝えするのがお祭りです。
静と動、緊張と緩和、羽目を外すだけでなく、締める所は締める。
ハロウィンにおける騒ぎがしっかりとした「お祭り騒ぎ」となるようになればと少し考えてしまいました。

ハロウィンが収穫祭であることは前述しましたが、日本にも大事な収穫祭・新嘗祭(にいなめさい)というものがあります。
現在は勤労感謝の日とされる11月23日に行われるお祭りで、日本中の神社で行われる一年で最も大事なお祭りです。地域によってはこの新嘗祭を終えるまでは、その年の新米を口にしない風習もあります。

ぜひ日本の収穫祭も忘れずにお祝いしてください。

杜出版株式会社
代表取締役
青木 康

【メッセンジャーのプロフィール】
学習院大学政治学科卒。平成16年(株)近代出版社に入社。
企画制作室長、編集長を歴任し、120社以上の神社広報を担当。
神社界初のフリーペーパー『Mind』(神田明神)などを手掛ける。
平成24年、神社広報専門出版社・杜出版(株)を設立、現在に至る。

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[神社プラス1メンバー]

竹森良一
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中村真
神社を切り口に「旅」を考えた時、あなたの家の玄関から先がすべて参道になる。
想いを持って、お社に向かいはじめることが参拝のはじまりならば、その道中に
様々な神様に出会うことが出来るはずです。さぁ「JINJA TRAVEL BOOK」を片手に、
あなたの心に響く旅にでかけましょう!
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クレジット:ImaJin Inc

青木康
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