こんにちは、
神社プラス1の和田裕美です。
今月は神嘗祭(かんなめさい)
来月は新嘗祭(にいなめさい)
がありますよね。
神嘗祭は
その年の初穂を天照大御神に奉納する儀式であり
10月17日に行われ、
新嘗祭は
天皇が五穀の新穀を天神地祇(てんじんちぎ)に進め、
また、自らもこれを食して、その年の収穫に感謝する収穫祭で
11月23日に行われます。
とくに、11月23日は
勤労感謝の日となっていますが
天皇が食されるまでは、新米を口にしないという
風習はわずかに今でも残っています。
さて、ということでお米の話。
台風の影響が気になりますが
今年は豊作ということです。
しかし、お米の値段は下落しており
新潟のコシヒカリは
農協の買い取り価格が去年より
1割も低いそうです。
炭水化物ダイエットの流行もあり
お米離れもあり
農家の悲鳴が聞こえそう。
JAの調べでは
朝食で食べている主食は
一位 パン 49.8%
二位 ご飯 38.7%
三位 ヨーグルト 4.4%
だそうです。
でも20代の方は
ご飯が1位で 50.6%
反対に60代の方は
パンが1位で 62.2%だそう。
若い人のほうが「ご飯派」なのですね!
伊勢神宮で
「お米」のお祭りが多いこの時期こそ
もっと
お米を食べるという意識を
持ってみるのも大事なように思います。
なんといっても
日本は「稲穂の国」ですからね。
さて、今週のライターは
子育てをしながらも
精力的な活動をされている
林ゆうこさんです。
私は林さんに会うといつも
「パワー」という言葉を連想します。
いつ寝ているのかわからないほど
仕事も家事もされています。
ちょっと見習うべき女性です。
あっ、12月6日に
神田神社でイベントしますので
スケジュール空けておいてくださいませ。
和田裕美
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神社プラス1 林ゆうこ
高円宮家の次女典子さまと、出雲大社権宮司の千家国麿(せんげ・くにまろ)さんの結婚式が、先日10月5日、出雲大社で行われたことが各メディアで報道されております。おめでとうございます。
神社は本当に生まれてから何度も、多くの日本人が当たり前のように足を運ぶところ。
生まれてすぐ、そして、七五三や、成人式、結婚式などの節目はもちろん、お正月、お祭りと、当たり前のように日常に根付いています。
最近は、地域のコミュニティや横のつながりが薄れてきている、と言われておりますが、地域の活動が減っても、お祭りがあると、自然とそこにたくさんの人が集まり、その中心が神社であることが多い、
これは、当たり前に神社が地域に根付いている答えであるように思います。
こういった風習が地方だけでなく、都内にも十分根付いていることが、現代の日本の良いところであるような気がします。
信仰心だけでなく、心の落ち着く場所、そしてそういう形で迎えてくれる神社は、時によりどころとなり、時に心をただす場所ともなり、喜びを報告する場でもあります。
2歳になる娘が、神社の前に立つと、きちんと手を合わせて、頭を下げます。
その姿を見て、成長を感じてしまいます。
成長を報告するのは、家族、親族だけではなく、神、仏にも、ですね。
林 ゆうこ
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【メッセンジャープロフィール】
愛知県出身。プライベートエステサロンWELLFIT主宰、「スマイルカフェ」代表
パワーストーンコンシェルジュ協会代表理事
美容業界で長年、管理職、技術トレーナーを務め、出産を機に美容サロンの経営コンサルティング業に活動をシフト。また、天然石のアクセサリー販売で注目を集める。
女性起業家コミュニティ『スマイルカフェ』を立ち上げ、各地で体験型イベントを企画、女性起業家の活動の場を提供し、テレビ・雑誌・ラジオなど、多方面のメディアに取り上げられている。
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[神社プラス1メンバー]
竹森良一
日本の心を伝える情報誌「WAGO(和合)」絶賛発売中
中村真
神社を切り口に「旅」を考えた時、あなたの家の玄関から先がすべて参道になる。
想いを持って、お社に向かいはじめることが参拝のはじまりならば、その道中に
様々な神様に出会うことが出来るはずです。さぁ「JINJA TRAVEL BOOK」を片手に、
あなたの心に響く旅にでかけましょう!
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クレジット:ImaJin Inc
青木康
宝島社より私が編集した『日本の神様』が発売されました!
神像や絵画などで、本来目に見えぬ日本の神々の姿を先人たちがいかに描いたか、写真を多数掲載。
会社のビル屋上などにある企業が祀る神社「企業内神社」を大々的に特集。